2021シーズン 新体制チェック・今回はロアッソ熊本です。
※読みやすさの為に選手名の敬称は省略しています。

【直近5年間の成績】
2016:16位(J2)
2017:21位(J2)
2018:21位(J2)
2019:5位(J3)
2020 :8位(J3)

【2020シーズンの主なデータ】
チーム成績:16勝6分12敗(勝点:54) 8位
得点:56
失点:47
最多連勝:4
最多連敗:3

チーム内最多得点者:谷口 海斗…18得点(リーグ得点王)


【2020シーズンのまとめ】
大木体制1年目は4連勝でシーズンをスタート。前半戦を秋田に次ぐ2位で折り返すも、直後に3連敗で2位を陥落。開幕戦で快勝した鹿児島にアウェーで大敗するなど明らかな後半の失速で終盤には一時9位まで落とし、前年を下回る8位でフィニッシュ。岩手から加入した谷口が18得点を挙げリーグ得点王に輝いたほか、途中出場が主体ながら得点を重ねて11得点を挙げた浅川の活躍もあり総得点はリーグ最多の56得点となった。


【2021シーズン展望】
得点王の谷口 海斗、6得点6アシストの中原 輝がそれぞれJ2新潟、山形へ個人昇格。ルーキーながら全試合に出場しアンカーで安定したプレーを続けた河原や11得点の浅川は残留し、9人もの新卒選手(大卒6,高卒3)を加えた。今季は3CBシステムに挑戦。課題となった守備を改善したい。ただ在籍選手の適正などを見ても4バックの可能性もあり得るかと考えられる。

ポジション別メンバー構成:3-4-3
予想布陣_熊本

[GK]
GKにビルドアップの起点となる能力を求めるサッカーで昨季はJ出場の無かった内山 圭が開幕スタメンに抜擢されると全試合に出場。大木監督の信頼は厚い。ここにJ2千葉からビルドアップ能力に長けたベテラン佐藤 優也を獲得。田代 琉我(←国士舘大)はポジション争いを制することはできるか。

[DF]
最終ラインは黒木 晃平小笠原 佳祐菅田 真啓を予想した。秀岳館高から加入したブラジル人レオ ケンタは高さとフィジカルの強さで定着に挑む。東野 広太郎(←立命館大)は1対1の対人守備に自信を持つ。酒井 崇一は2年目の昨季は先発15試合と出場を伸ばしたが、レギュラー定着が目標。

[MF]
ダイヤモンド型に予想した中盤の底は昨季同様、新たに若きキャプテンとなった河原 創を予想した。竹本 雄飛はボールコントロールに優れる。2年目は試合をコントロールする選手として出番を増やせるか。田尻 康晴もボランチ〜アンカーで出場機会を得たいところ。左WBのポジションは桐蔭横浜大卒のルーキー岩下 航を予想。大学では左SBとして開花し守備も磨いた。得点に直結するボールの供給に期待。反対のサイドは同じくルーキーの杉山 直宏(←順天堂大)を予想。キックの精度やサイドで仕掛けるドリブルが持ち味のレフティー。藤枝を満了となった水野 泰輔はもちろんJ3では即戦力クラスのボランチになる。ユース出身2年目、Jデビューを目指したい小島 圭巽は左で予想した。
オフェンシブハーフには熊本一筋・上村 周平。昨季は並んでプレーした岡本 知剛のほかベテランの伊東 俊がこのポジションになるだろう。

[FW]
CFは1年目から32試合に出場した髙橋 利樹が柱になりたい。9ゴールと2桁には届かなかったが労を惜しまない前線からの守備でチームを引っ張る。ポストプレーにも期待。途中出場でゴールを量産した浅川 隼人とのポジション争いも注目。谷口の抜けた左は北村 知也を予想。1年目はチームトップの11得点を挙げながら昨季はほとんど出番なし。悔しさをバネに得点を量産したい。東出 壮太(←北陸大)は特別指定選手として昨季もリーグ戦3試合に出場した。県内の強豪校・大津高より加入した宮原 愛輝はシュート力が持ち味という。右は明治大から加入した坂本 亘基を予想したが、負傷離脱がリリースされ開幕には間に合わない可能性が高い。ユース出身の樋口 叶は昇格1年目ながら中盤以降出番が増え15試合に出場した。サイドの突破からチャンスを演出する。秀岳館高卒のルーキー・ターレスもこのポジション。積極的な仕掛けを期待したい。

【2021シーズン目標】
昇格争い

…J3も3年目になり、そろそろJ2に復帰したいところ。2年連続で上位につけるもシーズン後半の勝負弱さで昇格を逃し、昨季は序盤の好調からすれば想像だにしない後半戦の戦績となったが3度目の正直となるか。選手加入は新卒9人、移籍加入2人というバランスに。大木体制2年目、若手選手を育てながらシーズンを通して結果を残し、悲願のJ2復帰を成し遂げたい。