2021シーズン 新体制チェック・今回は藤枝MYFCです。
※読みやすさの為に選手名の敬称は省略しています。

【直近5年間の成績】
2016:7位(J3)
2017:7位(J3)
2018:16位(J3)
2019:3位(J3)
2020 :10位(J3)

【2020シーズンの主なデータ】
チーム成績:14勝7分13敗(勝点:49) 10位
得点:48
失点:44
最多連勝:3
最多連敗:2

チーム内最多得点者:大石 治寿…14得点


【2020シーズンのまとめ】
前年は堅い守備で失点を減らし、3位に躍進。昨季はJ2ライセンスの取得がシーズン前から報道され昇格への期待も高まったが、前年の堅守とは裏腹に序盤から不用意な失点やPK献上を繰り返し、勝ちきれない試合が増加。復帰したエースの大石 治寿は期待通りの活躍を見せ、リーグ2位タイとなる14得点を挙げた。シーズン終了後、3年間指揮を執った石﨑 信弘監督の退任が発表された。

【2021シーズン展望】
新監督にはJ2栃木や中国で指揮を執った倉田 安治氏が就任。4-2-3-1や3トップ(4-3-3)を軸に戦うことになるだろう。戦力面では、岩間や押谷、鈴木惇など超J3級のベテラン勢を獲得、2月に入ってからJ1仙台から金 正也の獲得も発表した。そのほかU-19日本代表候補佐古など若手の有望株も獲得している。

ポジション別メンバー構成:4-2-3-1(4-3-3)
予想布陣_藤枝

[GK]
引き続き主将も務める精神的支柱・杉本 拓也を予想。東京23FCより長身のシューラー・マテウス、24歳大杉 啓、父に元日本代表DF名良橋 晃氏を持つ名良橋 拓真が阪南大卒後1年間無所属の期間を経て加入した。

[DF]
4バック予想となる。CBは昨季フルタイム出場を果たした秋山 貴嗣が軸になる。さらに昨季J1で15試合に出場した金 正也は対人能力が高く、ビルドアップの中心としての活躍が期待される。川島 將はシステム変更の中でスタメンを争う。武者修行の佐古 真礼(←東京V)は193cmの大柄で将来を有望視される大型CB。1年目からの活躍も期待される。38歳になる大ベテラン秋本 倫孝も未だ健在。地元藤枝市出身・3年目の鈴木 翔太は勝負の歳になる。昨季はJFL・FCマルヤス岡崎でプレーした森本 大貴は184cmとサイズがあるCB、ポテンシャルを発揮できるか。
左SBはレギュラー定着を目指す2年目穂積 大介とベテランのユーティリティDF那須川 将大の予想。右SBは右サイドの仕事人・久富 良輔が務めると予想。出場は無かったが再契約を勝ち取った松村 航希はMF登録だが右SBで予想した。

[MF]
3トップとの予想もあったが、図の予想ではダブルボランチの4-2-3-1システムで表記した。ボランチは岩間 雄大鈴木 惇に加えて枝村 匠馬という豪華な名前が揃う。昨季は怪我にも泣き出場の無かった鮫島晃太だが、持ち前の能力を見せることができるか。2年目の河上 将平もまず初出場を目指す。
トップ下は鹿児島から4年ぶりに復帰した枝本 雄一郎が主軸。狭いスペースでも活躍できるアタッカーだ。同じく技術に優れる36歳ベテラン谷澤 達也や2年目でJデビューを期す横山 暁之を予想する。
サイドハーフも人選は難しいが、ソニー仙台から加入した昨季は9試合(先発1)の出場だった杉田 真彦もプレシーズンで好調ということで要注目か。同じくJFLクラブの青森から新加入のレフティー堀 研太は秋田でもプレー経験があり横浜FM出身のポテンシャルはあり。即戦力となれるか。
徳島から加入の地元出身・押谷 祐樹はFWの選手であるが、退団した吉平の代役は宮本で埋まったのでMF予想に。攻撃的ポジションは一通りこなす。バランス的に左SH予想である。清本 拓己はJ3の年に大分で右SHを経験しているようなので、右で予想した。途中出場で得点を取れる岩渕 良太は昨季5試合の出場にとどまった。ポジションは左で予想している。

[FW]
昨季11得点を挙げついにブレイクを果たした吉平は石﨑監督を追って富山へ移籍したが、大石 治寿が変わらず柱になるだろう。また"デカモリシ"森島 康仁も健在。前線でターゲットとなり、ラストパスを出せるFW。ポスト吉平としてはYS横浜から宮本 拓弥が加入。下位に沈むチームで14得点を挙げるなどストライカーとしての得点能力はトップレベル。

【2021シーズン目標】

上位〜昇格争い

…改めてフォーメーションを見ると豪華な顔ぶれが揃っている。押谷や鈴木惇など上位カテゴリー経験豊富なベテランの「個」の力が加わった。平均年齢はやはり高いが、今季は全28試合となり日程に余裕があることもうまく利用してその力を存分に生かしたい。守備でも金正也の加入は4バックを安定させる働きを期待できる。戦力的には上位やJ2昇格を争うには十分と言える。