2021シーズン 新体制チェック・今回はヴァンラーレ八戸です。
※読みやすさの為に選手名の敬称は省略しています。

【直近5年間の成績】
2016:7位(JFL)
2017:5位(JFL)
2018:3位(JFL)
2019:10位(J3)
2020 :15位(J3)

【2020シーズンの主なデータ】
チーム成績:8勝9分17敗(勝点:33) 15位
得点:42
失点:56
最多連勝:0
最多連敗:6

チーム内最多得点者:上形 洋介…10得点


【2020シーズンのまとめ】
J3初年度で10位とまずまずの成績を収めたチームは新たに中口 雅史氏を監督に招聘。全員が攻守にハードワークし、小気味よくパスを繋ぐサッカーを展開したが中盤には6連敗を喫するなど上向かず。守備を固めることができず、リーグワースト3位となる56失点となった。9月中に中口監督の契約満了が発表され、以降は葛野氏(当時ヘッドコーチ)が実質的な指揮を執った。

【2021シーズン展望】
JFLホンダロックから加入し、一年目から結果を残した安藤 翼がJ2昇格を掴んだ相模原へステップアップ。中心的な活躍を見せた國分も同様に秋田へ移籍した。16選手が退団し、15選手が加入した。既存選手も若手選手が多いが7名もの大卒ルーキーがポジション争いに割って入るかが鍵。チームをJ3に導いた葛野 昌宏氏が3季ぶりの指揮を執る。心機一転で上を目指したい。

ポジション別メンバー構成:3-5-2
予想布陣_八戸


[GK]
GK陣は一新。蔦 颯(←群馬)、高島 康四郎(←専修大)、横山 卓司(←青森)が加入した。高島は192cmの長身。蔦はJ2群馬では出場機会は無く、出場機会を得るため覚悟のJ3挑戦。横山は2017年青森時代に葛野氏のもとでプレーしており、Jでのプレーは2016年の盛岡(当時)以来となる。

[DF]
3CBで予想。期待の大卒ルーキー板倉 洸(←東洋大)は横浜FMユース出身。廣瀬 智行(←青森)はJFLからJ初挑戦。上背を生かして即戦力として活躍したい。中央では近石 哲平を予想したが、小林 大智(←桃山学院大)は大学でゲームキャプテンも務めた。ベテランの近石のようにDFリーダーとしての活躍が期待される。赤松 秀哉(←Lao Toyota)はJFL青森でプレー後海外でキャリアを積み、27歳でJ初挑戦。

[MF]
アンカーのポジションには前田 柊を予想。守備の安定感で昨季も28試合(先発20)に出場している。同ポジションには坪井 一真(←近畿大)もポジションを争う。近大では主将も務めた。相田 勇樹(←札幌大)も最終ラインかアンカーでプレーか。WBの左は基本に前澤 甲気(←沼津)を予想。攻撃センスが光り、沼津では主力として活躍してきた。昨季は3CBの右なども務めた黒石 貴哉はスピード感溢れるドリブルが魅力。昨季終盤の相模原戦では最後尾から持ち運び見事なパスで安藤の同点弾をアシストした。右は元祖ロングスローワー(?)原山 海里(←岩手)。青森山田高以来の青森帰還となった。レフティーの丸岡 悟は右サイドからの仕掛けが武器で、シュートの技術も高い。
2シャドーには高見 啓太中村 太一を予想。高見はドリブルを武器に昨季は全試合(先発22)に出場。中村は前線でチームメートと絡みながらシュートまで持ち込める選手。
バンディエラ新井山 祥智は35歳の今季も健在。昨季も32試合に出場している。秋吉 泰佑も昨季は33試合に出場して4得点を挙げている。丹羽 一陽(←新潟経営大)も2列目で勝負。6歳差の中村は同大の先輩。

[FW]
昨季終盤は3-4-2-1の形も多かったが敢えて2トップ予想。2年連続2桁ゴールの上形 洋介は高い決定力が魅力。通年レギュラーに定着して活躍したい。185cm長身の岡 佳樹は前線でターゲットになるほかシュート技術もある。島田 拓海(←奈良)は熱いファイターだと言う。JFLからJ3に挑戦し見事J2への個人昇格を勝ち取った安藤 翼のような活躍を見せられるか。佐々木 快(←新潟医療福祉大)は青森出身で、原山とは青森山田の先輩/後輩の関係。身体能力を生かしたゴール、チャンスメイクに期待。いずれにしても岡がやはり軸になり、周囲がそれを生かしたいところか。


【2021シーズン目標】
トップハーフ(7位)以内

…遂にプラスタにナイターの灯が点き、J2ライセンス取得の動きも報道されている。積極補強を敢行したJFL青森とのTMに2-6で敗れるなど不安もあるが、今季は新加入選手や大卒選手も多い中で成長の年と考えるのも悪くはない。しかし同県のライバルが力を付けてきている中で悠長なことは言っていられないので、J2ライセンスに挑戦するであろう今季はチームとして一つでも上を目指したい。