J3 MAGAZINE (J3マガジン)

サッカーJ3に特化した情報発信ブログです! クラブ情報や各節の見どころ・レビュー、移籍情報などを発信します。

    コラム


    シーズン中に色々なテーマでランキングを紹介して来ましたが、改めて第34節まで全ての試合を終えた段階で改めて集計したデータに基づいたランキングを紹介していきたいと思います。

    今回は、入場者数に関するデータです。


    今年はコロナ禍という極めて特殊な状況で、本当は来場したいが控えたという方も少なくないかと思います。その点について、今季は必ずしも数だけでは比較することは容易でないことをご理解頂いたうえで御覧ください。

    ※本データでは、リモートマッチ(入場者数が0)の試合は算入されておりません。小数点第一位で四捨五入を行い整数値で発表しています。

    ▽平均入場者数
     1.全体の平均入場者数
    全体平均入場者数


    …全体の平均入場者数ではFC岐阜が2,809人で最多となりました。
    最終節で多くの観客を動員するなど昇格への期待感も高まったこともあり、長野が2,601人と多くなりました。続いて前年以前も安定して動員力のある鹿児島、熊本などのJ2経験クラブが入っています。
    今治はJ初年度に好成績を収め、平均入場者数も1,400人を超えるなど注目の高さが伺える結果になったかと思います。

     2.土日祝日平均入場者数
    今季は特に過密日程に伴う水曜開催や天候不良による平日への延期など、集客的にも厳しい試合が少なくありませんでした。
    最も多くの人にとって来場しやすいであろう土日・祝日のみの平均入場者数は以下のようになっています。
    土日祝平均

    …順番に大差はありませんが、週末になると約3,000人を動員する岐阜が変わらず最多となりました。熊本も休日に限定すると2,000人を超えています。沼津や昇格を勝ち取った相模原も1,000人を超えるなど、やはり全体よりは土日祝日に絞ると増えることが分かります。

     3.試合別入場者数トップ5
    最多試合

    …最多の試合は長野が最終節に昇格を懸けてホーム長野Uスタジアムに岩手を迎えた一戦。残念ながら結果は敗戦、相模原の昇格ということになりましたが、来場した方にとっても来季へのモチベーションになった試合ではないでしょうか。
    SKE48の来場をはじめ場外イベント等の充実さに定評のある岐阜が第22節福島戦で5,222人を動員。さらに鹿児島が最終節に首位秋田をガードオブオナーで迎え完勝した試合で4,000人近くを集めています。
    岐阜を除いてはやはり上位同士の注目対決といった印象でしょうか。


    早く全てのサポーターが心配することなくスタジアムに足を運べるような状況が戻ってくればと願うばかりです。


    データ参照:Soccer D.B.
    https://soccer-db.net/competition/index.php?comp=1003


    色々あった2020年、何とか今シーズンのJ3リーグも無事に終了しました。改めて、全ての関係者の皆様のご尽力に感謝です。

    さて、最終節前の記事の予告どおり、私なりに全クラブ網羅的に…という訳にも行きませんでしたが、ある程度J3の試合を眺めてきての印象と各種データ等を参照しながらベストイレブンという形で選手を選ばせて頂きました。

    「うちの◯◯が!」とか「ここは◯◯が良いんじゃないか」といったようなご意見も多々あるかとは思いますが、上のような選出基準ですのでひとつ、ご理解いただけたらと思います。

    そういったご意見なども(攻撃的でなければ)コメント欄↓にて歓迎しておりますので、お気軽にご利用ください。

    1.総合 2020 J3年間ベストイレブン
    best XI

    やはり、圧倒的な力で優勝した秋田から最多の5人を選出させて頂きました。
    今季はGKの選考に関して異論は生じないのではないでしょうか。秋田の田中 雄大選手は出場32試合で15失点、優勝を決めた第28節まで無敗をキープしたチームの絶対的守護神として活躍しました。

    守備陣については、こちらも秋田の守備の軸となった千田 海人選手をCBに選出。CBのコンビには高い安定感と守備力を誇る岐阜の甲斐 健太郎選手を選びました。
    右SBにはロングスローと非常に高いクロス精度を持ち、運動量が豊富な秋田の鈴木 準弥選手。左にはポテンシャルを存分に発揮し長野の守備だけでなく攻撃のキーマンの一人となった水谷 拓磨選手を選びました。

    ボランチは二人の「直生」を選出。江口 直生(なお)選手はアシストランキング1位タイとなる10アシストを記録したほか、直接/間接FK3本を含む6ゴールを記録。10月のJ3ベストゴールに選出された岐阜戦での超ロングシュートにあるように、持ち前の極めて高いキック精度が存分に活かされたチームで中心的な役割を担いました。鹿沼 直生(なおき)選手は大卒ルーキーイヤーながら全試合フルタイム出場を達成。プロ1年目ながらチームの核になり、終盤の鹿児島戦では後半ATに値千金の先制弾を決めるなど印象的な活躍を見せました。
    右サイドハーフは、惜しくも昇格を逃した長野の三田 尚希選手。地元長野出身で今季10得点のシュートセンスが光るレフティーは、味方を活かすプレーから決めきる部分まで安定して高レベルのプレーで長野を牽引しました。左サイドハーフの田村 亮介選手は福島の若きキャプテン。今季9ゴール4アシストとチームとしては好不調の波が小さくない福島において攻撃の中心となり、サイドハーフやシャドーの一角など複数のポジションで活躍しました。

    トップには今季18得点で堂々のJ3得点王に輝いた谷口 海斗選手。巧みなシュート技術とフィジカル的な強さを持ち、難易度の高いシュートを何点も決めてきました。ステップアップがあるのかどうか、気になります。
    今季の秋田を象徴する選手の一人であろう、中村 亮太選手を2トップの一角に挙げました。10得点という数字を可能にする豊富な運動量とフィジカルの強さは驚異的。


    2.U-23部門(23歳以下の選手から選出)
    best XI(U-23)

    23歳以下の選手から選んだU-23ベストイレブンはこちらです。

    横浜FCから武者修行のGK大内 一生選手はリーグ戦29試合に出場。リーグワーストの66失点を喫したチーム事情にありながら監督の志向するビルドアップに挑戦しました。
    J2新潟から育成型期限付き移籍で鹿児島に加入したCB岡本 將成選手は個で守れる高い守備能力でチームの守備を安定させました。23歳ながらチーム6年目となった鳥取の井上 黎生人選手は守備の要としてリーグ戦全試合に出場。安定した守備を見せチームの上位進出を支えました。
    J1鳥栖から熊本に加入している左SBの石川 啓人選手は攻撃意識の高さと高精度のクロスで8アシストを記録。松田 陸選手は主にCBで今季右SBではプレーしていませんが、本来のポジションとポテンシャルから右SBに…
    アンカーの河原 創選手は大卒ルーキーながら守備力と展開力に優れた選手です。最下位セレッソ大阪U-23で能力の高さを見せた松本 凪生選手と、福島で10アシストを記録しアシストランキングトップタイの池田 昌生選手を選出。様々な攻撃的ポジションで活躍しました。
    両サイドには風格漂う(?)20歳のトカチ選手、前半戦に際立った活躍を見せた川﨑 修平選手を、トップには遂に得点という形で本領を発揮した吉平 翼選手を選んでいます。



    こういった感じで選出させて頂きました。いかがでしょう…
    他にもGK田尻 健選手(鳥取)や大西 勝俉選手(鹿児島)、DF星 広太選手(相模原)やFWイスマイラ選手(福島)、大石 治寿選手(藤枝)など活躍した選手は多く居て悩みました。

    今年で終了となるU-23チームでも、坂本 一彩選手,山口 竜弥選手(G大23)や藤尾 翔太選手や島村 拓弥選手(C大23)など活躍が期待されるタレントが多く出場しました。来年からはJ3にU-23がいないというのは少し寂しい気もしますね。若手選手たちの進路も気になるところです。

    Jリーグ公式アプリ「Club J.LEAGUE」でのファン投票によるベストイレブンも23日に発表されるということで、1日早く発表させて頂きました(笑)
    そちらの方はガンバ大阪U-23勢が躍進して物議を醸しているところもありましたが、各ポジション投票のトップ1名+Jリーグ選考の選手という感じで発表されるようです。


    今回はJ1やJ2でも活躍できそうな、J3で輝く選手をピックアップしてみました。
    第3回はディフェンダーの4選手です。

    [表記]
    名前(所属クラブ)
    経歴:2種→現所属までの1種所属先
    身長/年齢

    【DF】
    千田 海人 選手(ブラウブリッツ秋田)
    ベガルタ仙台ユース→神奈川大学→ブラウブリッツ秋田
    185cm/26歳

    …17年に神奈川大から秋田に加入し、昨季からは最終ラインの中心として活躍。185cmの長身と卓越したフィジカルで鉄壁の秋田守備陣を統率し、第23節までに3ゴールも挙げる活躍を見せています。22試合に出場し安定したパフォーマンスを見せる千田選手は今季の秋田の最も重要な選手の一人で、チームと共にJ2へ昇格する可能性が高まっています。



    井上 黎生人 選手(ガイナーレ鳥取)
    鹿児島実業高校→ガイナーレ鳥取
    180cm/23歳

    …高卒で加入し6年目、チーム最古参のセンターバック。J3難読選手名の定番(?)で(『りきと』選手です)、23歳にしてJ3通算100試合出場を達成しチームを守備で支えています。1対1の守備の強さも魅力ですが、足元の技術にも優れ、ビルドアップやロングフィードの場面で強みを見せます。若さに対して経験値は豊富なので、J2に昇ることもあるかも知れません。


    岡本 將成 選手(鹿児島ユナイテッドFC)
    アルビレックス新潟U-18→アルビレックス新潟→鹿児島ユナイテッドFC
    184cm/20歳

    …J2新潟の下部組織出身で、今季途中から鹿児島に育成型期限付き移籍で加入しているセンターバック。競り合いの強さと俊足を生かしたカバーリング能力ですぐさまポジションを確保。相手との1対1の対応も強みで、来季は新潟に戻る可能性が高いですが鹿児島の守備を支える存在になっています。


    星 広太 選手(SC相模原)
    横浜FMユース→神奈川大学→福島ユナイテッドFC→SC相模原
    169cm/28歳

    …3バックでは左のワイド、4バック時は左サイドバックを主に務める選手。もともと攻撃的なポジションの選手なのでシュート技術も高く、テクニックを生かした攻撃面でのセンスが光ります。双子の弟・雄次は同じ福島から山口、そして大分と個人昇格を果たし現在J1でプレー。相模原をJ2の舞台に導き、自らも初のJ2でプレーすることはできるでしょうか。

    今回はJ1やJ2でも活躍できそうな、J3で輝く選手をピックアップしてみました。
    第2回はミッドフィールダーの選手です。

    [表記]
    名前(所属クラブ)
    経歴:2種→現所属までの1種所属先
    身長/年齢


    中原 輝 選手(ロアッソ熊本)
    ルーテル学院高→駒澤大→ロアッソ熊本
    169cm/24歳

    …地元・熊本県山鹿市出身で、3トップの右を主戦場にするレフティーです。昨季中盤から徐々に頭角を現し、今季は開幕から全試合にスタメン出場。高い精度の左足を武器にクロスやカットインからのシュートで第27節までに5ゴール3アシストと目に見える結果も残し、熊本の攻撃を牽引する存在です。ドリブルも得意としています。


    江口 直生 選手(ブラウブリッツ秋田)
    大阪桐蔭高→大阪産業大→愛媛FC→ブラウブリッツ秋田
    170cm/28歳

    …今季未だ無敗の秋田で最も注目を浴びる選手の一人。元々キックに自信を持つ選手でしたが、その精度に磨きをかけています。不動のプレースキッカーとして直接FKを次々と沈め、コーナーキックからは鋭く正確なボールを供給しアシストも量産中。またボランチとしての判断力にも優れ、最強秋田に欠かせない選手となっています。


    池田 昌生 選手(福島ユナイテッドFC)
    東山高→福島ユナイテッドFC
    176cm/21歳

    …セレッソ大阪U-15から東山高校に進み、2018年から福島に加入しています。右サイドハーフから最近ではボランチなど多様なポジションをこなし、中盤でボールを持ち前線へのスルーパスでアシストを量産、サイドでの勝負も仕掛けて第28節までに10アシストを記録しています。自ら相手の背後に飛び出して得点を奪う力も持っており、その若さも魅力です。


    モレラト 選手(いわてグルージャ盛岡)
    180cm/26歳

    …ブラジルの名門パルメイラスの下部組織からポルトガルのクラブを渡り歩いた中盤の選手。シーズン序盤はボランチのポジションでプレーしていましたが、後半シャドーに入りその攻撃センスが覚醒。得点能力も高く、先日はガンバ大阪U-23戦の強烈なミドルシュートで大きなインパクトを残しました。加入した外国人選手が中々定着しなかった中で活躍し、26歳という年齢的にも個人昇格があってもおかしくないと言えます。


    すでに秒読みとなっている首位ブラウブリッツ秋田のJ2昇格ですが、最短で次節にも決まる可能性があります。

    その強さは恐らく2位以下のクラブを応援する皆さんも認めざるを得ないところと思いますので(?)、早とちりをして皮算用をしてみましょう。


    さて、第27節を終了した時点での順位表は以下の通りです。

    第26節終了時上位残り対戦カード

    便宜上、優勝可能性が現時点で残っている鳥取までを表示しています。


    (長野は5位鳥取と対戦ですのでどちらも勝利はあり得ませんが)全チームが勝点を3積み上げた場合の順位はこのようになります。
    第27節全勝時

    勝利時の秋田の勝点は68となり、3位の熊本(または相模原)の49との勝点差が「19」となるので、残り6試合を全勝しても最高到達勝点が67となり、秋田は次節勝利で無条件でJ2昇格が決定します


    また、秋田が勝利し2位長野が敗れた場合
    長野敗戦時
    長野が敗れた場合、長野もその後の最高獲得勝点18を足しても「67」となり秋田を逆転する可能性が消滅するため、次節長野が敗れ秋田が勝利すればJ3優勝が決定します


    もし次節に優勝が決まれば当然最速記録を更新することになります。
    現在J3の最速優勝記録が2018年のFC琉球が作った「3試合を残しての昇格、優勝決定」ということになりますが、次節勝てば6試合残しでの昇格決定になります。


    当然上に示した4クラブには優勝の可能性も残っていますが、もうほとんどの人にとって「2位にどこが入るか」が関心事かも知れませんね。2位の長野も秋田の全敗を前提に残り7試合を6勝1分が最低条件なので確率的にはほぼ秋田の優勝で決まりということになるでしょう。


    というよりはむしろ「どこが秋田に土をつけるか」が最大の関心事と言えるかもしれませんね。。
    秋田は今後上位との対戦が続くので、楽な戦いではないだけに次節で決めたい思いもあるでしょうが、前半戦は苦しめられたガンバ大阪U-23が相手なのでどのような試合を見せるのか楽しみです。

    このページのトップヘ