2024年、新年あけましておめでとうございます。

2023シーズンのJリーグも無事に終了しました。選手やクラブスタッフをはじめ、運営などに関わった皆様、ファン・サポーターの皆様本当にお疲れ様でした。また、ありがとうございました。

20チーム制となったJ3。Jリーグは来季からはJ1からJ3までが20チームで揃うことになり、その過渡期のシーズンでもありました。J3ではJFLとの入れ替え制度が導入され、終盤までJFLの順位状況が流動的だったこともあり、緊張感のあるシーズンになったと思います。
JFLからは、奈良クラブとFC大阪を新たに迎えました。例年、新規参入クラブが躍進することも多いJ3。今季も、両者とも堅い守備をベースに序盤から着実に勝点を重ね、J2昇格とはならなかったもののリーグを大きく盛り上げました。
上位では愛媛FCが開幕戦をホームで1-5で落とすまさかの船出。そこからは着実に勝点を重ね、簡単には負けないチームに。結果的に敗戦の少なさが2位以下との差になったとも言えるでしょう。
2位以下で突き抜けるチームが出てこなかった昇格争いの混戦具合も相まって、勝点で大きく差をつけての優勝になりました。改めまして、優勝おめでとうございます。
2位は最後まで苦しみましたが鹿児島ユナイテッドFCが滑り込みました。
持ち前の攻撃力は健在でしたが、特に後半大怪我から復帰したFW米澤選手の活躍は見事でしたね。安定した得失点で最終的には3位富山を退ける結果になりました。J2昇格おめでとうございます。

さて、来季は上にも書きましたが一つの変革のシーズンになります。
Jリーグが60クラブになったことで、20クラブずつのリーグ構成に。J2下位3クラブが自動降格となり、J3からの昇格枠は3に拡大。従来どおりの自動昇格枠2に加え、プレーオフ制度が導入。J2昇格へのチャンスは広がるといえます。一方でJFLとの入れ替え制度も今季から始まり、それまでは上だけ見て戦えるステップアップカテゴリーとも言えたJ3は、その立場が変わっていきそうです。
また、Jリーグ YBCルヴァンカップのフォーマットが変更され、J2・J3の全クラブに出場権が拡大。カップ戦でカテゴリー上位のクラブと対戦する可能性もあり、どうなっていくのか楽しみです。

シーズン移行の議論や放映権の問題など、まだ結論が見えない課題も多いJ3。移籍情報のページの更新作業をしていても、上位カテゴリーで経験豊富な選手や可能性を秘めた若手などが台頭しており、どんどん厳しいリーグになっているなと実感します。
個人的にはさらにブログを更新できず、X(Twitter)のほうもリポストばかりで申し訳ありませんでしたが、約2,000名もの方にフォローいただき有り難い限りでございます。いつもサポーターの皆様から情報を得ております。

2024シーズンもJ3をともに楽しんでいければと思います。本年もよろしくお願い申し上げます。